草間彌生の版画芸術の魅力に迫る「松本市美術館所蔵 草間彌生 版画の世界ー反復と増殖ー」9/27(土)~11/16(日)

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草間彌生、初の大規模版画展!「松本市美術館所蔵 草間彌生 版画の世界―反復と増殖―」が、2025年9月27日(土)〜11月16日(日)に、松坂屋美術館で開催されます。

草間彌生は1993年の第45回ヴェネチア・ビエンナーレにおいて、日本を代表する作家として世界の舞台へと立ち、積極的に版画制作に取り組んだことが、現在の評価につながる大きな原動力に。

1957年に渡米し、ニューヨークを中心としたさまざまな創作活動において高い評価を受け、網目、水玉といった独自のイメージを確立。しかし、体調や心の不調を感じて、1973年に帰国し、制作活動の場を東京に移しました。

帰国後は死への恐れや苦悩を想起させる作品を多く発表しましたが、1979年に初めて発表した版画作品からは対照的に、華やかなモチーフが色彩豊かに表現され、生命力に満ちた作品が登場するようになります。それまでの抽象的な表現に、南瓜、ドレス、帽子、葡萄、花や蝶など具体的なモチーフを積極的に取り入れ、網目と水玉で構成し、明瞭な色彩を纏うように。

近年は、富士山を主題に浮世絵版画の技法を用いた連作や、モノクロームの大型シルクスクリーン作品「愛はとこしえ」シリーズなど、特徴的な版画作品を発表しています。

本展では、草間彌生の故郷・長野県松本市にあり、世界最大級の草間コレクションを誇る松本市美術館の所蔵品から作品を厳選し、作家蔵を加えた約160点もの版画作品を展示。網目や水玉の反復や増殖が創作活動の根幹にあった草間彌生と、複製芸術である版画との必然的ともいえる出合いの軌跡を辿り、版画芸術の魅力に迫ります。

発展を続ける草間芸術に触れて、アートの世界を堪能してみませんか。

朝日新聞名古屋本社発刊90周年記念
松本市美術館所蔵 草間彌生 版画の世界―反復と増殖―
日程2025年9月27日(土)〜11月16日(日)
時間10:00~18:00 (入場は17:30まで)
場所松坂屋美術館
(愛知県名古屋市中区栄3-16-1 松坂屋名古屋店 南館7階)
料金一般1,800円、高校・大学生1,300円、中・小学生600円
※未就学児無料(要保護者同伴)
※前売り券あり
駐車場あり
アクセス地下鉄名城線「矢場町」駅5・6番出口より地下通路直結
名古屋高速「白川」IC、「東別院」IC、「東新町」ICより車で4~6分
問い合わせ050-1782-7000 (松坂屋名古屋店大代表)

草間彌生 版画の世界―反復と増殖― 公式サイト

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