ガウディ建築の秘密に迫る「ガウディとサグラダ・ファミアリア展」12/19(火)~3/10(日)

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サグラダ・ファミリア聖堂、2022 年12 月撮影© Fundació Junta Constructora delTemple Expiatori de la Sagrada Família

長らく“未完の聖堂”と言われながら、いよいよ完成の時期も見えてきたスペインの世界遺産「サグラダ・ファミリア」。図面だけでなく膨大な数の模型により構想を練り上げるなど、ガウディ独自の制作方法に着目し、ガウディ建築の豊かな世界に迫る「ガウディとサグラダ・ファミリア展」が2023年12月19日(火)~2024年3月10日(日)に名古屋市美術館で開催されます。

訪れる世界中の人々に驚きと感動を与えるガウディのユニークな建築はどこから生まれてくるのか。バルセロナのシンボルともいえるサグラダ・ファミリアに焦点をあてて、100点を超える図面や模型、写真、資料に高精細映像やドローン映像を駆使した最新の映像から、ガウディの建築思想と造形原理を紐解きます。

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左:《サグラダ・ファミリア聖堂、全体模型》2012-23 年、制作:サグラダ・ファミリア聖堂模型室、サグラダ・ファミリア聖堂
© Fundació Junta Constructoradel Temple Expiatori de laSagrada Família
右:《サグラダ・ファミリア聖堂、身廊部模型》2001-02 年、制作: サグラダ・ファミリア聖堂模型室、西武文理大学©西武文理大学/photo:後藤真樹

19世紀後半、スペインでいち早く産業革命を達成したバルセロナで建築を学んだガウディ。1878年のパリ万博に出品した作品のスケッチなどから、活動の軌跡をたどります。

外観と内観の光と色、建物の音響効果にも工夫を凝らしたサグラダ・ファミリア聖堂。聖書の内容を表現した壮大な彫刻も圧巻です。亡くなるまでサグラダ・ファミリア聖堂の設計と建設に心血を注いだガウディのアトリエや残された写真、模型も明らかに!

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サグラダ・ファミリア聖堂内観© Fundació Junta Constructoradel Temple Expiatori de laSagrada Família

現在も建築が続くサグラダ・ファミリア聖堂の中央の最も高い塔となるイエスの塔は、2026年までに完成予定。時代を超えて続くガウディ建築の軌跡をお見逃しなく!

ガウディとサグラダ・ファミリア展
場所名古屋市美術館(愛知県名古屋市中区栄2-17-25 芸術と科学の杜・白川公園内)
日程2023年12月19日(火)~2024年3月10日(日)
休館日月曜※1月8日(月・祝)、2月12日(月・振休)は開館
※2023年12月29日(金)~2024年1月3日(水)、9日(火)、2月13日(火)は閉館
時間9:30~17:00※2月23日を除く金曜は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで
観覧料一般1,800円、高校・大学生1,000円、中学生以下無料
駐車場なし(白川公園内の有料駐車場などを利用)
アクセス地下鉄「伏見」駅5番出口より徒歩8分
地下鉄「大須観音」駅2番出口より徒歩7分
地下鉄「矢場町」駅4番出口より徒歩10分
TEL052-212-0001

ガウディとサグラダ・ファミリア展 公式サイト

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