窯元を開放しておもてなし!「ゆるり秋の窯めぐり」とNEW OPENのゲストハウスで、暮らすように楽しむ瀬戸 vol.2

vol.1はこちら
 

日本を代表するやきもの産地のひとつ・愛知県瀬戸市で、窯元が工房やギャラリーを一斉に開放するイベント「第19回せと・まるっとミュージアム大回遊 ゆるり秋の窯めぐり」が今年も11月10日(土)・11日(日)に開催されます。中心となるのは、窯元が集まる赤津・品野・水野の3エリア。どんな窯元があって、どのようなおもてなしが待っているのか…? イベントに先がけて、赤津・品野・水野エリアの窯元へ、HIROBAくんと一緒に行ってきました。
 

もくじ

田園風景が広がる「水野エリア」へ

 

のどかな自然の中に窯元が点在する「水野エリア」。手描きの絵付けに個性がある「繁陶園(はんとうえん)でも、おもてなし盛りだくさんとのこと! まず、窯元の加藤繁紀さんの案内による工房見学。土はどこから? どのようにして器に? など、瀬戸の歴史から器づくりについてまで、工房を巡りながら朗らかな加藤さんのトークに引きこまれます。
 


左が本焼き前で、右が本焼き後。
HIROBAくん:「焼くとこんなに色が変わるなんて、びっくり!」
 
実物を見ながらこういった話が聞けるのも、工房が開放される「ゆるり秋の窯めぐり」ならでは。
 
素焼き後の器がずらりと並んでいる光景が見られるのも興味深いです。
 

工房内では絵付け体験も(1,000円~)。並んでいる素焼き後の器から好きなものを選んで、絵付けをすることができるんです。
 


工房にはギャラリーも併設されていて、繁陶園が手がける商品がズラリと並んでいましたよ!
さらには、繁陶園の丼に入った松茸ごはん(500円)も味わえます。
 

HIROBAくん:「松茸のいい香り~!」
 
隣の田んぼで育てたお米を使い、繁陶園お手製の松茸ごはん。丼は持ち帰ることができるんです! 500円でとってもお得!
続いて、同じく水野エリアの「窯元カフェ はづき」へ。
 

花柄を中心とした葉月窯のギャラリーを見学できるほか、奥には風情ある和の空間でくつろげるカフェスペースがあります。
 


HIROBAくん:「窓から庭園の景色が見られて、素敵!」
 

抹茶or珈琲が選べる「もなかセット」(650円)。国産高級もち米100%の最中種を使用。上品な甘さに、心がホッと落ち着きます。
 

所々で目にする人形の焼き物も、葉月窯が昔から手がけている作品。温かみがあって、かわいらしい雰囲気です。
また、水野エリアでは、すべての窯元で作陶体験ができるんだそうです。
 

尾張瀬戸駅周辺で、1日の締めくくり! ゲストハウスへ

 
名鉄瀬戸線尾張瀬戸駅から近く、手打ち蕎麦が人気の「手打ち蕎麦 志庵」。店主が毎日“挽きたて、打ちたて、入れたて”と3拍子そろった蕎麦が味わえます。毎朝、柳橋市場から仕入れてくる魚のお刺身や天ぷらも人気! 夜は日本酒も種類豊富に楽しめます。
 

入口すぐ横で、そばうち風景が見られました!
 


夜の人気メニューのひとつ「桜海老かき揚げ膳」(1,700円)。先付け・かき揚げ・お鮨・二八蕎麦・甘味のセット。器はすべて瀬戸でつくられたものです。
 
尾張瀬戸駅からほど近い銀座通り商店街に2018年7月にオープンしたゲストハウス「Cafe&Guesthouse もやいや」。
 

古民家を改修した、レトロモダンな雰囲気。1階がカフェ、2階がゲストハウスです。
 

ゲストハウスは4部屋。1階のカフェでは、モーニングやランチが楽しめます。
 


「手焼きホットケーキモーニング」(税込み500円)
泊まった翌朝にゆっくりモーニングを食べて、ふたたび瀬戸のまちを散策するのもいいですね!
瀬戸のものづくりの魅力発信拠点ともなっていて、カフェスペース中央には瀬戸の若手陶芸グループ「Seto Mappen(セトマッペン)」の作品展示も。
 

そして同じく2018年7月にオープンしたゲストハウスが、尾張瀬戸駅から北東に5分程歩いた場所にある「ゲストハウスますきち」。
高校まで瀬戸で過ごし、北海道での大学生活を経て、瀬戸に帰ってきた南慎太郎さんが経営。築140年程の古民家を自らも改修に加わり、瀬戸のエッセンスを加えてよみがえらせています。
 



床や階段、壁などに使っているのは、陶器を焼く際に使われるモロ板。よく見ると、焼き印が残っている場所も! 味わい深いです。
皆で集まれる広間では、ワークショップなども開催。「ゆったりと過ごして、瀬戸の日常を体験してもらえるような拠点になれば」と南さん。
 
「第19回せと・まるっとミュージアム大回遊 ゆるり秋の窯めぐり」で、“やきもの産地”の魅力を体感するとともに、新しく、どこか懐かしい雰囲気の瀬戸の日常も、肌で感じてみては。ゲストハウスの登場で、瀬戸の楽しみ方が広がりそうです!

 
 

 
(写真:西澤智子 文:広瀬良子)
 

 

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