体験

「しょく」=食、職、触。さまざまな情報を手に入れることがたやすくなった今の時代においても、生の体験、実際に自分の手で触れることを大事にしていきたい。1人でも、友人やお子さんとでも。「触れる」魅力を宝物に。

花や植物を束ねたナチュラルな雰囲気が魅力の「スワッグ」。長く飾れてお部屋をぐっとおしゃれに見せることができ、女性を中心に人気です。ドライフラワーとアンティーク雑貨を取り扱う名古屋市千種区の「その灯ぐらし」で、ドライフラワーを使ったスワッグづくりのワークショップに参加しました。

 

アンティーク雑貨が無造作に並び、雰囲気たっぷりの店舗外観。扉を開けると、天井から色とりどりのドライフラワーが吊り下げられており、まるで絵本の世界に迷い込んだかのよう。

 

店内に飾られているさまざまな種類のドライフラワーは、どれもとっても素敵。スワッグづくりへのわくわくが高まります。ワークショップは、「その灯ぐらし 猫洞店」から徒歩で3分ほどの場所にある「その灯ぐらし ハナレ」で行います。

 

ハナレにはワークショップ専用の部屋があります。窓から差し込むやさしい自然光とゆったりとした音楽に心が落ち着く空間。それではさっそく、ワークショップスタート。

 

まずは、スワッグについての説明を受けます。一見ブーケに似ているスワッグですが、実は大きな違いがあります。ブーケの顔が全面だとすれば、スワッグの顔は半面。表と裏を意識して組むのがポイントです。

 

今回挑戦するのは小サイズのスワッグづくり。こちらのコースでは申込者の年齢や性別に合わせて、スタッフさんがドライフラワーを6~7種類選んでくれるそう。ほかには10~14種類を使ってつくる中サイズのスワッグづくりコースや、店内で好きなお花を選んでアレンジすることのできるセルフアレンジコースも。料金や内容で選択可能です。

 

背面から手前に向かって組んでいくというのがスワッグづくりの基本。背面になる部分には、葉物や丈の長いものがおすすめなのだとか。仕上がりのサイズを決めたら、背面に使うユーカリの茎の長さを揃えます。スワッグは「壁飾り」。壁に掛けたときに安定するよう、ユーカリの向きを調整して、背面が平らになるようにします。

 

手前になるにつれて、組む植物の長さを短くしていくと、バランスよく仕上がるとのこと。枝から細かく切ったものを取っておくと、仕上げで少し足したいときに重宝します。

 

使う植物すべてを先にカットしたら、いよいよ組んでいきます。ドライフラワーは生花と違って滑りやすいのが難しいところ。一気にすべての植物を組もうとするとズレやすいので、1種類組むごとに輪ゴムでまとめます。配置が崩れないように意識しながら、ほかの種類を少しずつ加えていきます。

 

徐々に慣れてくると、テンポよく組んでいけるようになりました。それぞれのドライフラワーが綺麗に見えるよう、自分なりに工夫しながら組むのがスワッグづくりの楽しいところ。スタッフさんいわく「スワッグの組み方には正解がないので、人それぞれの感性で楽しむのが一番」なのだとか。

 

短く切っておいた植物は、仕上げに活用。色のあるものは全体に散らし、変わった形のものはサイドに配置して、全体のバランスを整えます。

 

すべてを組み終えると、スワッグのできあがり。手前に配置したユーカリがアクセントになり、バランスよく仕上がりました。

 

ハナレで行うワークショップはドリンク付き。自分がつくったスワッグを眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

 

「その灯ぐらし 猫洞店」には、オーナー選りすぐりのドライフラワーやアンティーク雑貨がずらり。一歩踏み入れるとその世界観に魅了されること間違いなしの空間です。仕上がりのイメージや予算を伝えて、その場でスワッグやブーケを組んでもらうことも。

 

屋根裏部屋のような雰囲気のカフェスペースではドリンク注文もできます。

 

日常を忘れられる素敵な空間でドライフラワーの素朴なかわいさに心が弾む、その灯ぐらしのスワッグづくり。ほかにも、リースやハーバリウム、オイルランプなどさまざまなワークショップが楽しめます。

 

この季節にぴったりの、花や植物を使ったワークショップ。皆さんもぜひ、癒しのひとときを過ごしてみてください。

 

(文:木村 望)

 
 

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