コラム佐久島愛知

名古屋、ときどき佐久島

二拠点生活のペースにもだいぶ慣れ、行き来の大変さもほとんど感じなくなりました。夏休み、佐久島に長く滞在したのもあって、名古屋にいると、心も体も開放的になれる佐久島が恋しい!と思う反面、買いたいものがすぐに買いにいける名古屋の便利さはやっぱりありがたい、と思うことも。

そう、夏休みの滞在では、食材が途中で足りなくなり、さらに島内ではベビーミルクやオムツを買える場所がなく、途中でオムツがなくなってしまい、船で一色港まで渡り、買い足しに出かけたのでした。

佐久島
↑平日は乗船する人も少なく、ゆったり乗れるのがうれしい!

一色さかな広場
↑買い出しついでに、一色さかな広場2階にある「れすとらん 海鮮庵」にてランチ。7種の海鮮が選べる「海鮮丼」は子どもとシェアして食べてもお腹いっぱいのボリューム感!

今回は、少し前に参加した佐久島の海辺の清掃活動について綴ります。

佐久島の海辺を歩いていると、名古屋にいるときには全然感じない、ゴミの多さに驚きます。パッと目に入るのは、ペットボトルや空き缶、プラスチックのかけら。学生時代から、街のなかにあるゴミの異質さが気になり(とくに、実家のある田舎の自然風景はなおさら)、ゴミ袋を持って、ウォーキングがてら1人で勝手に清掃活動をしていたことも。佐久島でもたまにゴミ袋を持参して、海辺のゴミを拾い歩くことがあります。

カモメの駐車場

↑とくに強い雨風が続いた後などは、人気スポット「カモメの駐車場」にもこんなにたくさんの漂着ゴミが!

この日参加したのは、海の生態系に欠かせない藻場の再生活動の取り組みの一環となる、「ゴミのない海岸を目指すための清掃活動」です。島の住民をはじめ、地元の高校生や大学生、またこういった活動に意欲のある方々がボランティアとして集まりました。

佐久島漂着ゴミBINGO(ビンゴ)

最初に、佐久島漂着ゴミBINGO(ビンゴ)が配られます。なるほど!こういった工夫があると、子どもでも楽しく参加できますね。わが子たちにも俄然、やる気がみなぎってきました。

佐久島 白浜海岸

清掃活動が行われたのは、佐久島の「白浜海岸」。昔は自然の海水浴場にもなっていたほどきれいな海岸だったのが、近年は漂着ゴミが増え、地元住民の清掃では手に負えなくなってしまったそうです。

たしかにパッと見渡すだけでも、あちらこちらにゴミが目立ちます。

海岸

これらのゴミがどこから来るかというと、ほとんどが島の外から流れ着いたものなのだそうです。知多半島のゴミ袋に入ったものや、なかには海外のラベルのものも!

配布されたビンゴの項目には、空き缶やペットボトルのほか、肥料袋、釣り具、カップ型飲料容器、ライター、靴・サンダル、家電製品、タイヤなども…。こんなにいろんな種類のゴミがあるんだろうか…と思っていたのですが、拾い始めてみると、あるある、本当にいろんな種類のゴミが!汗だくになりながら、夢中になってゴミ拾いしました。

集まったゴミはこんなにたくさん!

ゴミ山

大きなゴミもたくさんあり、トイレまであったのには驚きました。

ゴミ山

これほど大量のゴミを見ると、なにやら気持ちが重たくなります。ゴミを拾うのも海を守るのに大事なことですが、やはり「捨てない」努力を、日々意識しなければ…!

ちなみに佐久島の生活では、生ゴミは畑の肥料に、ペットボトルや空き缶は集荷場に捨てられるけど、そのほかの燃えるゴミは名古屋に持ち帰るので、荷物を減らしたいという思いからも無駄な買い物はしなくなったし、自然とゴミは減りました。それでもやはり、食材を買えば、トレーや紙包装などのゴミが出てしまいます。

今日のこの漂着ゴミの惨状を胸に刻み、せめて分別はしっかりして、少しでも「捨てない」努力をしていきたいな~と思いました。

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vol.1記事はこちら→二拠点生活コラム「名古屋、ときどき佐久島」:vol.1 船と徒歩で引っ越し。さて、畑をどうするか。
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vol.2記事はこちら→二拠点生活コラム「名古屋、ときどき佐久島」:vol.2 憧れだった畑仕事。理想と現実のギャップは大きかった…!?
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vol.3記事はこちら→二拠点生活コラム「名古屋、ときどき佐久島」:vol.3 畑の惨状に意気消沈するも…自然の恵みは本当においしかった!
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vol.4記事はこちら→二拠点生活コラム「名古屋、ときどき佐久島」:vol.4 美しいビーチに磯遊び。佐久島の海を満喫!

(文:広瀬良子)

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