東海エリアの書店をリレー形式で巡り、書店員さんが愛読する本を綴ります。 名古屋西区


 
名古屋市西区のショッピングモール「mozo ワンダーシティ」の4階にある「紀伊國屋書店 mozo ワンダーシティ店」。“tomarigi”をコンセプトに多種多様な書籍を揃え、ショッピングモールを訪れる人々の「止まり木」のような場所を目指しています。
 
書店員の愛書バトン連載17回目となる今回のテーマは、新たな趣味に出会えるかもしれないおすすめの本。紀伊國屋書店 mozoワンダーシティ店のスタッフ伊藤稔さんも「私も始めてみたい!」と好奇心が刺激されたという趣味の本5冊を紹介してくれました。
 

▼もくじ
01『ビリヤニ とびきり美味しいスパイスご飯を作る!』
02『かたおか気象予報士の毎朝10秒!楽しく「お天気ストレッチ」』
03『私が作って私がときめく自家発電ブローチ集』
04『カメラはじめます!』
05『読書からはじまる』
 

『ビリヤニ とびきり美味しいスパイスご飯を作る!』
著:水野仁輔(朝日新聞出版社)

 

 
おうち時間が増えたことで料理作りを始めた人も多いのではないでしょうか。少しずつ料理を覚えていくと、次第に「普段はあまり作らない珍しい料理に挑戦してみたい!」という気持ちが芽生えてくるもの。そんな皆さんにおすすめのレシピが、インドの炊き込みご飯「ビリヤニ」です。
 
日本ではあまり聞き馴染みのないビリヤニですが、実は「世界三大炊き込みご飯」のひとつに数えられるほど世界で愛されているお米料理なんです。食欲を刺激するスパイシーな香りとエスニックな風味をまとったご飯はまさに絶品!お好みのカレーやライタ(野菜の入ったヨーグルト)を用意して一緒に食べるのがおすすめです。
 
ビリヤニ とびきり美味しいスパイスご飯を作る!』で本格的なビリヤニ作りをマスターして、友人や家族を一風変わったお米料理でもてなしてみてはいかがでしょうか。
 
 

『かたおか気象予報士の毎朝10秒!楽しく「お天気ストレッチ」』
著:片岡信和、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(幻冬舎)

 

 
運動する機会が減って体が鈍っているという人におすすめしたいのが、ストレッチなど自宅の室内でできる運動です。
 
テレビ朝日系の朝の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」のお天気コーナー最後の約10秒に行われるワンポイントストレッチは、気象予報士の片岡信和さんが日本の四季の特徴や注意点を織り交ぜつつ、季節ごとに効果的なストレッチを提案する人気コーナー。『かたおか気象予報士の毎朝10秒!楽しく「お天気ストレッチ」』では、番組で紹介したストレッチにアレンジを加えた48種類のオリジナルストレッチを紹介しています。
 
それぞれのストレッチに難易度が記載されているので、自分の体力に合わせて無理なく体を動かせるのもうれしいポイント。もちろん、天気に関する知識も本格的。「健康」を「天気」という観点からアプローチする気象予報士ならではの内容は読みごたえ十分です!天気と自分の体の思わぬ関係性を学びながら、オリジナルストレッチで運動不足の解消を目指してみては。
 
 

『私が作って私がときめく自家発電ブローチ集』
著:光浦靖子(文藝春秋)

 

 
「誰かに会いたい、でも会えない…だから大好きな人たちをブローチにしました!」というコンセプトで、芸人の光浦靖子さんが作成したブローチの作品集。光浦さんの親しい友達や先輩、可愛らしい動物まで個性豊かなブローチの数々を眺めるうちに、「私もブローチ作りに挑戦してみたい!」という想いが芽生えてくるような一冊です。
 
「でも、ブローチ作りなんて難しそう…」と思った皆さんも安心してください。本書の後半には、光浦さんの相方である「大久保さんブローチ」の作り方を詳しく特集。まずは「大久保さんブローチ」を手始めに、基本的な技術を学ぶことができます。大久保さんブローチをマスターしたら、その技術を応用して自分の大好きな人たちのオリジナルブローチを作ってみてはいかがでしょうか。
 
 

『カメラはじめます!』
著:こいしゆうか(サンクチュアリ出版)

 

 
「この素敵な時間や風景を忘れたくない!」という感情を旅先などで抱いた経験はありませんか。そんなとき、一番簡単にその願いを叶える方法は「写真を撮ること」です。スマホのカメラも手軽で良いですが、特別な思い出を残すのであれば、より高画質な「デジタル一眼カメラ」で撮影してみてはいかがでしょうか。
 
「デジタル一眼カメラって専門的な知識や技術が必要そうで、なんだか難しそう…」とハードルを感じる人もいるかもしれません。しかし、本書があれば安心です。機能や構図など覚えることがたくさんありそうなデジタル一眼カメラですが、いい写真を撮るために覚えることは“3つ”だけだとズバリ教えてくれます。
 
難しい知識やマニュアルもまずは一旦忘れて、本書を片手に「カメラはじめます!」宣言をしちゃいましょう!
 
 

『読書からはじまる』
著:長田弘(筑摩書房)

 

 
いろいろな趣味の本を紹介してきましたが、私は読書もすてきな趣味のひとつだと思います。詩人の長田弘さんのエッセーが集められた『読書からはじまる』は、「読書」の本というよりは、本とは何か、言葉とは何か、を紹介する1冊です。
 
本書のなかで私が大好きな一文がこちらです。
「本の文化は、技術の文化のように、新しさや最先端がすべてではありません。…何もかもどんどん新しくなってゆくときには、ともすれば新しさの方にばかり気もちが走って、もう一つの時間を自分のうちにたくわえることの大切さが、ともすればなおざりにされます。そのようなとき、今はまさにそのようなときですが、自分がすっかり忘れてしまっている大切なものをはっきりと思いださせてくれるものとしてあるのが、思うに、本という人間の最も古い友人です」。
 
全編に渡り言葉や本を愛する素敵なフレーズで溢れている本書の中には、皆さんの心に残るお気に入りの一節もきっとあるはず。本や言葉の持つ魅力を再認識することで、読書を趣味にしてみませんか。
 
 
 

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